行政・諸団体の取り組みとお知らせ

【協同組合間提携推進協議会】協同組合学習交流会を開催しました

10月4日(木)クーポール(静岡市葵区紺屋町)にて、協同組合学習交流会が開催されました。この取り組みは、静岡県協同組合間提携推進協議会が主催し、県内の農協(JAグループ)、漁協、森林組合、生協の仲間が集い、協同組合に関する学習と団体同士の交流を深める場です。当日は全体で35名が参加しました。

講師の小川雄二氏(名古屋短期大学教授 桜花学園大学副学長 コープあいち顧問)

主催者あいさつ(提携協副会長 静岡県生協連会長 稲垣滋彦)に続き、講演「五感イキイキ!楽しく食べる食育」が行われました。講師の小川雄二氏は、保育士・幼稚園教諭をめざす学生に「子どもの食と栄養」などを教授されています。

講演では、「子どもの食の現状(こ食)」について触れ、子どもたちの食生活の現状に対し、食育とは「食育で豊かな人間性・生きる力を育てる」ことをめさす行動であることを述べ、その取り組みについて、具体的な事例を盛り込みながら報告がされました。

・五感で楽しむ「食育」が脳を育てる

・食育で目指したい子どもの姿

・好きなもの食べたいものを増やす

・おなかのすくリズムをつくる

・子どもの食育6つの工夫

・楽しく食べる食育で「心」を育てる

・食と農で育む「自己肯定感」「生きる力」「自主性・主体性」

次に、参加者が5つのグループに分かれ、講演から学んだことや感想を出し合い、「身の回りの問題をグループのメンバーで解決しよう」を行いました。各グループからの発表がされ「静岡県のPR不足をどうするか」「不摂生な食生活の解決」「農業・漁業の消費量減少に対し消費者にどうアプローチするか」など、解決策が話し合われました。

最後に講演をいただいた小川先生から「食とくらしの豊かさのために何ができるかがこの場で求められることであり、従来は様々なレベルでの競争が行われてきたが、これからは協同による解決をどうすすめるかです」との講評がされました。講演と交流を通じ、協同組合の職員同士が食の問題解決のためにできることを深める貴重な場となりました。

 

 

ページトップ
Top