行政・諸団体の取り組みとお知らせ

ヒバクシャ国際署名をすすめる静岡県連絡会 団体代表者会議を開催しました

【開催日時】9月15日(火)14:00~16:00
【会場】ALWFロッキーセンター大会議室(静岡市葵区黒金町5-1)
【参加者】各団体の代表者ほか23名
【概要】ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(ヒバクシャ国際署名)をすすめる静岡県連絡会は2018年4月に結成され、静岡県内での署名の広がりをめざし活動をすすめてきました。この署名は今年9月をもって一旦終了し国連本部に提出されることから、この9月をもって連絡会としての活動を終了することとし、まとめの会議として開催されました。
本来は総会を開催するところでしたが、新型コロナウイルス感染防止対策のため、参加者を限定し規模を縮小しての開催としました。

【呼びかけ人あいさつ】

静岡県原水爆被害者の会会長 大和 忠雄 氏
大和氏からは参加者へのお礼と、この間の連絡会としての毎月7日の街頭署名行動の実施などについて述べられました。

 

 

【活動報告の提案】

連絡会事務局長 志田 剛 氏
連絡会の活動のまとめとして「ヒバクシャ国際署名を県内に広げる活動に力を尽くしたこと」「連絡会ならではの署名用紙やグッズを作成し毎月7日に定期的宣伝高度を行ったこと」「連絡会ニュースの発行と活用」「署名活動の推進」に取り組み、目標の30万筆に対し17万362筆の賛同をいただいたことが報告されました。活動記録、会計報告がされ、提案内容は参加者全員で拍手をもって承認されました。
なお、静岡県生協連は、のぼり旗などのツール、連絡会ニュースの作成などを担当しました。
 
【発言・交流】
新日本婦人の会静岡県本部(西部さん)、創価学会静岡県事務局(佐藤さん)、静岡県原水爆被害者の会二世部会(磯部さん)、榛南平和委員会(山崎さん)、藤枝市平和委員会(若栗さん)が各団体の代表として発言しました。

【これからの核兵器廃絶に向けた運動への問題提起】第五福竜丸平和協会代表理事 山本 義彦 氏
核兵器禁止条約のポイントについて資料を交え報告がされ、核による脅しの中にある諸国が率先し条約採択のために躍動したことに触れ、核抑止論にみられる脅しによる均衡ではなく、核兵器廃絶こそが人類の生存のための選択であることが述べられました。
現在世界各国で条約の批准が進んでいますが、批准したどの国も「核兵器の使用に対する危機感」から条約批准を選択していることに注目し、政治的な対応ではなく今こそ生存の危機を共有することが大切であることが述べられました。

【まとめと閉会のあいさつ】

静岡県生活協同組合連合会会長 稲垣滋彦
稲垣会長からは、この2年間様々な団体との共同が進んだことがこの連絡会の成果であること、今後の運動の視点として核兵器廃絶の要求は人類の生存の問題、地球環境の問題など幅広い共同・連携の可能性があることに触れ、核兵器廃絶実現への道のりは長いですが、粘り強く行動していくことが重要であるとともに、今が共同を広げるチャンスであると結びました。

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